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京都には町並みを形づくる風情ある町家が今もたくさん残っていますが、
これでは「夏は蒸し暑く、冬は底冷えする寒さ」といわれる京都の気候に対応できないばかりか、地震の際にも危険です。
そんな町家の問題を解決するため、
私たち『京ぐらし』ネットワークは住宅性能の向上や京都の景観に沿ったデザインなどをトータルにご提案しています。
古い京町家は現在の住宅性能を満たしていないケースが多いため、『京ぐらし』では「耐震性能」「断熱性能」「防火性能」などを現在の性能レベルまで引き上げたトータルリノベーションを行います。全面改装の場合、住みながらのリノベーションは難しいですが、仮住まい探しのお手伝いもしていますのでご安心ください。
また住まいのリノベーションはもちろん、すでに住んでいない町家や購入された町家を店舗やゲストハウス、賃貸住宅として活用したいというご相談も歓迎です。
外壁の塗り替え、屋根の葺き替え、キッチン・バス・トイレなど水回りのリフォーム、間取り変更など、部分的な町家の改装も手がけています。設備機器を交換すると、最新の節水型・省エネ型になり光熱費の削減につながるというメリットも。最近では坪庭のリフォームで四季を感じながら暮らしたいというご要望も増えています。「こんな不便を解消したい」「予算に合ったリフォームがしたい」など、まずはお気軽にご相談ください。
「家を快適にしたいと思っているけれど、何から始めていいかわからない」
——ほとんどのお客様が最初はそうです。『京ぐらし』ではお客様のご要望や現在の家の問題点などを丁寧にヒアリング。これまで数多くの町家を蘇らせてきた実績を活かし、住みやすく使いやすい間取りや仕様を提案しています。ご相談いただいたら、まずは現在の家の状態を知るために、耐震診断やインスペクション(現況検査)がお薦め。その結果を踏まえ、補強計画やプラン、間取り提案をお出しします。
※一部有料。簡易のプランや概算見積り作成は無料です。
建築基準法制定前に建てられている京町家の多くは、現在の住宅性能を満たしていません。そこで『京ぐらし』では現代の性能基準まで上げるための耐震・断熱・防火などの工事を行うことで、大切な住まいを次の世代へ住み継いでいく“性能向上リノベーション”を進めています。例えば省エネの基準は年々厳しく複雑化していますが、それに対応すべく、『京ぐらし』ネットワーク会員の工務店へ向けた研修会も定期的に実施。常に最新の基準に基づいた工事を行っています。
京都市では、平成19年7月に策定した「京都市建築物耐震改修促進計画」に基づき、地震災害に強いまちづくりを総合的に進めています。それにより、耐震化に関わる補助金・助成金制度があります。また京都市だけでなく国や市などの各行政も耐震化・省エネ化の補助を行っています。
『京ぐらし』では、どの補助金を申請できるのか調べるところから申請代理まで行っていますので、煩わしい申請手続きなどもご相談ください。
工事の途中に、耐震や断熱の施工がきちんと行われているか有資格者による検査を実施。お引き渡しの際に、設計図書、検査の報告書、メンテナンススケジュールの資料などをまとめた“性能証明書”を発行しています。また万が一のトラブルにも対応できる住宅専用の保険や、大切な住宅資産を次世代へ受け継ぐための定期アフターサポートなど、各種サービスもご用意。「工事がうまくいくか心配」という方も安心してご利用いただけます。